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廃炉決定の高速増殖炉もんじゅ見学ツアー報告


11月5日から6日にかけて福井で行われた『六ケ所再処理工場に反対し放射能汚染を阻止する全国ネットワーク』主催のもんじゅ廃炉見学ツアーに、あいコープみやぎから6名が参加しました。

全国集会


高速増殖炉の実証炉もんじゅは、1970年に設置されることが決まり、1995年8月発電開始、同年12月にナトリウム漏洩事故を起こし、さらに重さ3.3トンもある装置を原子炉容器内に落下させて運転が止まっていました。 そして2016年12月21日、日本政府が廃炉を正式決定しています。

原発の稼働によって増える一方の使用済み核燃料。
それを再処理(ウランとプルトニウムを取り出して加工する)し、普通の原発、及び高速増殖炉でもう一度燃料として使おうというのが核燃料サイクルです。

それまで使った以上の燃料ができるとした夢の高速増殖炉もんじゅは、31年間に及ぶ月日と1兆3千億円を超す多額の税金を浪費して本格運転することなく廃炉となりました。
これは反対運動を続けてきた市民の熱意と行動の結果です。

しかし、廃炉作業が予算通り、30年間で終わる確証はありません。
『廃炉が決まっても廃炉が見えない』つまり廃炉の手順すらはっきりしない、きれいに無くすることができるのか不透明である、それが原発です。

私たちは地元でもんじゅの廃炉を求めて活動をしてきた「原子力発電に反対する福井県民会議」が開催した集会に出席した翌日、狭い敦賀半島の3ヶ所に集中して立っている原発『美浜』『敦賀』そして『もんじゅ』を見学し、その危険性と問題点を目の当たりにしました。

もんじゅ
もんじゅ
もんじゅPR館で説明を受ける
もんじゅPR館で説明を受ける
美浜原発
美浜原発
敦賀原発
敦賀原発

この3地点は実に近い場所にあり、まさに、ひしめき合っている原発銀座。
この地域の原発に事故が起こったら、偏西風によって福島の原発事故以上に日本が、世界が汚染される可能性があります。

宮城県には現在再稼働を目指している女川原発があります。
原発だらけの敦賀半島をはじめ、地震列島日本を原発列島にしてしまった今、次の世代への責任を想い、全ての大人たちが原子力発電政策にNOと言わなければなりません。

(担当理事)
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